第2戦 アルティメイトワールドR11 CUP
2007年5月6日 旧吉野川
天候:小雨/東の微風/水温17℃気温11〜18℃
参加人数:55名
当日のコンディション
うっすら汗ばむ陽気が続いたGW最終日に開催されたチャプター徳島の第2戦は、やや冷たい雨に見舞われる状況での戦いとなった。4月下旬から本格的ポストスポーンを迎えたようで、気温・水温ともに適当にもかかわらず勝負のキモとなるキロフィッシュ級の反応は急激に低下していた。当日は強い風と荒れる波が予想されていたなか、低い雨雲の影響でほとんど風が無いままの一日となり、事前の予測(ウェイト3キロを超えれば表彰台に手が届く)をはるかに上回るハイウェイトバトルを展開せしめた。
数日前の大潮で大方のバスはスポーニングを終えている模様、ただ2度目3度目のスポーンのため若干プリ状態で居残っている個体も存在するだろう。連休に叩かれきった感のネストおよびミッドスポーンの魚を狙うのか?まだ反応の遅いアフター回復組を狙うのか?いずれにせよ厳しい展開が推測された。しかし雨の影響も考慮しながら一匹一匹丁寧に拾うような釣りを実践していった選手やスローな攻めに徹した選手が良型をきっちり揃え、なんと上位12名までが3000g超のウェイトをマークすることになった。
優勝争いは極めて見モノだった。4位の門田選手は魚重量だけなら3835gで実質トップウェイトながらタックル用紙記入もれというイージーミスで-200gペナを背負い、泣くに泣けない沈没。そこで浮上したトータルバランスに優れる平井選手のウェイトは3805g、昨年最終戦からの3連覇を果たすかのような勢いをかろうじて阻止したのは、得意な春の開幕戦で涙のNFを経験した阿部選手。わずか10g差の3815gで復活ののろしをあげる優勝を掴み取った。
2007年度チャプター徳島も4戦中2戦を終え折り返し地点を迎えた。現時点でのポイントランキングで上位につけた選手が年間争いに絡んでくるのは必至な状況である。しかし次なる第3戦まではしばらく期間があいて7月の開催予定となっているため、ウィードが生い茂り水中の様子もバスへのアプローチも全く変わってくる旧吉野川が舞台の後半戦は何が起こるか判らない、まだまだ目が離せない戦いは続く。
優勝:阿部大吾、3815g
<使用タックル>6.0フィートウルトラライト・スピニングタックル
<エリア・スポット(1)>今切川最下流のテトラ
<エリア・スポット(2)>牛屋島大橋北側のテトラ
<リグ・ヒットパターン>サンライン・スーパーFCスナイパー スワンプクローラー(スカッパノン)の1/16ジグヘッドワッキー
コメント:チャプター徳島スタッフの皆様ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
準優勝:平井清博、3805g
<使用タックル(1)>フェンウィック・GWC-61SULJ、ダイワ・イグニス2004改(11BB仕様)、フィネスチューンキット
<エリア・スポット(1)>今切川中流域テトラのアウトサイド水深約1.5m
<リグ・ヒットパターン(1)>【ダウンショト・リグ】サンライン:スーパーFCスナイパー3LB+トルネードVハード1.25号、カツイチ:DECOY
目探ショット #5、ZAPPU:1/16oz、サワムラ:スイミーバット3.8インチ(グリーンパンプキンペッパー) ノーアクションで5〜10秒間ポーズにてアフターのバスを狙う
<使用タックル(2)>フェンウィック・GWT-61SLJ、ダイワ・イグニス2004改(11BB仕様)、フィネスチューンキット
<エリア・スポット(2)>今切川フジグラン沖のブレイク水深1〜3m
<リグ・ヒットパターン(2)>【ジグヘッド・リグ】サンライン:スーパーFCスナイパー3LB+トルネードVハード1.25号、ケイテック:1/16oz#1ジグヘッド、ポパイ:クリンクルカット4インチ(スモーククリームコアショット) カーブフォールでブレイク上にサスペンドしているアフターのバスを狙う
コメント:3連勝のかかった本戦ですが、油断してしまいました。次戦は気を引き締めて戦いたいと思います。サンライン様・カツイチ様・SAWAMURA様・Karil様ご支援並びにご指導有難うございます。ご指導して頂いています沢村幸弘様有難うございます。運営頂いていますチャプター役員の皆様ありがとうございます。
3位:武田栄喜、3720g
<使用タックル(1)>6.6フィートグラスロッド+103ML
<エリア・スポット(1)>スロープ対岸のクリーク
<リグ・ヒットパターン(1)>ビッグバドでアフター回復系をイメージしてゆっくり巻く
<使用タックル(2)>6.9フィートヘビーロッド+103HL
<エリア・スポット(2)>上流のカバー
<リグ・ヒットパターン(2)>バグアンツの10gテキサスリグをヘビーカバーに入れロングシェイク
コメント:スポンサー様、チャプター徳島様、そして選手の皆様おつかれさまでした。
4位:門田貴嗣、3635g
<使用タックル(1)>ノリーズ・ロックオン5100ディープ
<エリア・スポット(1)>今切川のテトラ、穴の中へ入れる
<リグ・ヒットパターン(1)>ヘビーダウンショット7gパワーバルキーホッグ3インチ、テトラの斜面を滑らせるようにフォール、途中でバイトあり。
<使用タックル(2)>ロードランナー680H
<エリア・スポット(2)>水路
<リグ・ヒットパターン(2)>ヘビーダウンショット7g、水路内で魚が口を使う場所をプラで発見、そこを狙った。
コメント:ペナルティには気を付けましょう、タックル用紙の記入もれに注意!
5位:赤松美陽、3370g
<使用タックル(1)>テムジン・エアレイド
<エリア・スポット(1)>中流
<リグ・ヒットパターン(1)>8gビーバーのテキサスリグ
<使用タックル(2)>ソリッドエアリアル
<エリア・スポット(2)>今切川インサイド
<リグ・ヒットパターン(2)>ミートヘッドの1/32ジグヘッドリグをミドストで。
順位 ゼッケン 氏 名 重 量 匹数 ポイント
1 J四13 阿部大吾 3815 3 30
2 マw013 平井清博 3805 3 29
3 マw045 武田栄喜 3720 3 28
4 39537 門田貴嗣 3635 3 27
5 J四08 赤松美陽 3370 3 26
6 TOP51 横山修史 3240 3 25
7 39411 谷口雅信 3230 3 24
8 J四02 坂本洋司 3225 3 23
9 39507 横手淳路 3200 3 22
10 申 神野龍介 3130 3 21
11 39341 松尾佳樹 3095 3 20
12 J四12 岡澤正樹 3005 3 19
13 39394 松家 司 2900 3 18
14 J四28 多田通治 2850 3 17
15 39925 守屋明斉 2835 3 16
16 J四09 村橋基礎 2815 3 15
17 J四34 長谷川和博 2795 3 14
18 39212 川田賢治 2760 3 13
19 マw098 牧野陽平 2745 3 12
20 39684 宮田和雄 2530 3 11
21 39450 大西弘也 2440 3 5
22 マw007 田渕秀明 2435 3 5
23 マw019 井原浩二 2420 3 5
24 39108 岡 信晃 2350 3 5
25 J四21 豊嶋明久 2320 3 5
26 39592 岩岡孝義 2305 2 5
27 TOP39 亀井剛志 2265 2 5
28 39503 川畑尚久 2195 3 5
29 J四36 岡本篤典 2185 3 5
30 39784 真部 剛 2175 3 5
31 J四27 河村大二朗 2045 3 5
32 J四07 森北知宏 2035 2 5
33 39058 上村利弘 2010 3 5
34 39610 大谷貴志 1905 3 5
35 39053 窪中英治 1865 3 5
36 申 戸田康平 1820 2 5
37 39808 多田敬久 1760 2 5
38 J四10 渡辺康司 1600 3 5
39 39388 竹内範隆 1595 2 5
40 J四37 瀬野正樹 1440 2 5
41 J四32 児島弘幸 1370 3 5
42 39823 多田 学 1125 1 5
43 J四20 江崎浩司 1125 3 5
44 40053 松本健吾 1005 2 5
45 40274 斉藤雅史 1005 1 5
46 38878 佐藤恵一 1000 1 5
47 39197 三好教仁 885 2 5
48 J四25 藤本勝司 775 2 5
49 40340 高戸和也 615 1 5
50 39608 千葉潤一 600 3 5
51 39618 大崎宏志 520 1 5
52 39481 橋本洋一 245 1 5
53 39517 楠瀬貴司 0 0 5
54 マw085 鈴木博之 0 0 5
- 39655 嶋田大幸 - - 0
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